山口 智代
SATOYO YAMAGUCHI
資生堂ビューティースペシャリスト
-1979年 資生堂美容室入社、
-2011年 美容統括部に転籍
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1979年、幼少の頃から憧れだった美容の道に進むべく、資生堂美容室に入社。資生堂美容室1号店の渋谷店(旧資生堂ビューティーサルーン 渋谷店)で13年間エステティシャンとして活動したあと、現在も受け継がれているQiエステラピーの導入1号店の立ち上げに携わり、東日本エステマネージャーとして、全国のエステティシャン教育・審査、新メニュー開発などを担当。
資生堂美容室で約30年のキャリアを積んだあと、「新しいことにチャレンジしたい」との思いから、高度美容専門職の育成を目的として開校された「資生堂ビューティーアカデミー」に挑戦。見事合格し、2011年から本社の美容統括部に転籍。アカデミーでは3年間、美容の知識や技術を習得するとともに、スキンケア・メイクアップのセミナー、国内外での店頭活動など、学びを実践する活動を行った。卒業後は、資生堂ビューティースペシャリストとしての活動を開始。2016年、クレ・ド・ポー ボーテ グローバルユニットに異動し、国内外でのエステ施術や応対の教育などに携わる。現在は、ディシラの新店立ち上げを行うグループに異動し、メニュー開発・教育構築を担当。資生堂美容室時代に培った経験を生かしながら、次々と新しい分野に挑戦し続けている。
私の美容人生は
「新たなチャレンジ」の連続でした
ー 美容職に就かれたきっかけはなんですか? また、数あるサロンの中で資生堂美容室を選んだのはどうしてですか?
山口子供の頃から美容に興味があり、人をきれいにする美容師に憧れていました。資生堂美容室はヘア、エステ、ブライダルのサービスをご提供するトータルビューティーサロンであることと、教育制度が整っていて人材育成に力を入れている点に魅力を感じました。
ー 資生堂美容室でエステティシャンとして働いていた頃、どのような思いで仕事に取り組んでいましたか?
山口お客さまのニーズにお応えできるよう、高い技術をご提供し続けることをつねに意識していました。また、新しいことにチャレンジするのが好きでしたので、さまざまなメニュー開発やスキルアップに挑み、習得した新たな技術をお客さまに提供し美しくなっていただけることがなによりの喜びでした。また、エステチーフとして教育を担当した時は、エステティシャンがより働きやすくなる環境づくりに力を注ぎました。
ー 資生堂美容室時代で印象に残っているエピソードはありますか?
山口渋谷店にいた頃から担当させていただいたお客さまで、どの店舗に異動しても一緒について来てくださった方がいらっしゃいます。ご自身が大きなご病気をしたあとも、杖をついて来続けてくださり、本当に感謝しています。「あなたでないと」と信じてくださったことが、いまでも一番の励みになっています。
ー 美容統括部に転籍されたきっかけと、その時の心境について教えてください。
山口資生堂美容室に在籍していた約30年間、さまざまな活動のチャンスをいただきました。それを今度は後輩にもつかんでほしいという思いと、自分自身がさらにスキルアップしていきたいとの思いから、資生堂CDP制度(※)を利用して高度美容専門職を目指す決意をしました。年齢的に“いまさら”という思いもありましたが、「受かるかどうかは分からないけれども、チャレンジはしてみよう」という心境でした。※全国の美容分野社員を対象としたキャリア形成プログラム(Career Development Program)。
ー 資生堂美容室時代に培った経験を、今後の活動にどのように生かしていきたいと考えますか?
山口資生堂美容室時代に何万人ものお客さまの肌を触らせていただいて得た経験と、その後、ビューティースペシャリストとして活動したことを生かし、より多くの人々の肌と心に感動を与えられるよう、後進にもしっかり伝えていきたいと考えています。
ー これからの資生堂美容室にはどんなことを期待していますか?
山口資生堂美容室には素晴らしい技術を持った人が多く集まっています。お客さまのご要望にお応えできるスキルをますます磨くことで、美容を目指す方たちの憧れの存在になってほしいと期待しています。資生堂美容室のますますの発展を願っています。